北ガスフレアストは社内のセクハラ点検しろ!

2020年6月24日、さっぽろ青年ユニオンの組合員村上ナオミさん(仮称)が元勤務先で北ガスのグループ会社、北ガスフレアスト株式会社に対して裁判を起こしました。

 村上さんは新卒で同社に入社し、最大で100時間以上に及ぶ時間外労働を行いましたが、会社は勤怠記録に残る労働時間しか認めておらず未払い残業代があります。また、社内で直属の上司や先輩社員ら3名から日常的にセクシャルハラスメントを受けましたが、本人や会社に言っても改善されることはなく、損害賠償を求めています。

 団体交渉を5回行い、会社は一部事実を認めながらも謝罪することはありませんでした。

 提訴にあたり村上さんは、「ハラスメントが横行していたという認識が私自身にありまして、それをなくして、男性女性関係なく働きやすい職場を今後のためにも作っていただきたいなと思っています」と記者会見で述べました。北海道大手企業の子会社でインフラを担う同社の社会的責任はとても重いものです。

 提訴の様子は、報道4社(北海道新聞、HBC、UHB、NHK)で取り上げられました。

第1回目の裁判期日が決まりました。新卒社員の長時間労働の助長と会社内の立場やパワーの差を土台にしたセクシャルハラスメントの助長をこれ以上起こさせないためにも、多くの方に傍聴をお願いします。

2020年8月21日(金)
裁判が終わり次第、報告集会があります
北海道高等学校教職員センター4階大会議室
(札幌市中央区大通西12丁目)
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さっぽろ青年ユニオンホームページ
http://sapporo-seinen-u.upper.jp/

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